TOKEN TF24-TBT NINJAの感想
果たして日本で使っている人は何人いるんじゃろうか?
というアイテムです。
購入したのはBB86用。
写真撮り忘れた。。。
最初はトライピークのスレッドタイプのBBを購入したのですが、
簡単に取り付けられると思いきや、
パイプの長さが絶妙に不足しており、まず圧入が必要だったこと、
某自転車店で購入した工具が適合しない
(輸入元が販売してない&説明が絶対的に不足している感)、
ということがあり、急遽入手した次第です。
TOKENの品ですが、セットで付いてきた工具もよく考えられており使いやすく、
思いの外あっさりと取り付けられました(要ラチェット)。
ユーザーに優しいメーカーって安心できますよね~。
TOKENを選択した理由ですが、
①ティラミックベアリングの設計思想が気に入った。
➁純正(シマノ)の設計と共通する点がある。
この2点が主です。
①ですが、セラミックボールを採用しているベアリングの宿命として、
レース側がボールの硬度に負けて摩耗してしまう点が気がかりでしたが、
レースにチタンコーティングを施し、(一応)耐久性を確保するという仕様。
昨今のセラミックベアリングが流行しだす以前からこの仕様を採用しているあたり、
セラミックボールの利点と欠点を吟味している感があり、
何となく信頼できるんじゃないかなーと考えました。
実際どの程度の耐久性があるかは謎ですが。。。
➁については、シマノのBBのフレームに接する部分は樹脂である点、
TOKENのTF24-TBTも同じ仕様です
(ちなみに当初取り付ける予定だったトライピークも)。
フレームとBBとの密着度を高めつつ、柔軟性を確保することで
フレームへのダメージの減少が期待できそうな感があります。
また、異音対策にもなりそうですね。
もっとも、精度が優れた金属仕様の方が、パワー伝達は優れていそうです。
そんなこんなで取付後に軽く試走。
剛性感は。。。言われれば何となくパワーが逃げにくいかな~?
という感じでした。
正直言われないとわからんです。
それよりも明らかにペダリング全般が軽くなったのが印象的。
今までは漕ぎ出しが「ヌルッ」という感触だったのに対し、
「スルッ」という感じでペダリングできます。
自転車の反応性全般が上がる感じだったのがとても楽しい。
正直、セラミックベアリングに懐疑的な印象も感じていたところでしたが、
いい意味で裏切られた気分です。
これがセラミックボールのおかげなのか、シールの差なのかはわからんですが、
やっぱり何事も試してみないとですね~。
この感触、この性能が長期に渡って持続してくれることを期待したいところ。
月曜にでも長距離走って感触を再確認してみましょう。
では。